続編『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』において最大の山場となったのが、ヤミの体内に封印されていた「ダークネス(真の暗殺兵器プログラム)」の覚醒です。ネメシスの策略と精神的プレッシャーによってリミッターが解除されたヤミは、感情を完全に失った破壊の化身へと変貌し、周囲を無差別に攻撃する事態に陥りました。
この暴走の根底にあったのは、単なるプログラムの作動だけではありません。「自分のような兵器が、リトたちと温かい日常を過ごしてよいのか」というヤミ自身の根深い自己否定と恐怖が、ネメシスの干渉によって暴走のトリガーとなったのです。
この絶望的な局面を打開したのは、後輩であり妹のような絆を結んだ黒咲芽亜の呼びかけ、そして命の危険を顧みずにヤミの心へと飛び込んだ結城リトの献身でした。破壊衝動に支配されていたヤミは、自らを信じて手を伸ばし続ける仲間たちの温もりに触れることで、ついに自らの意志でダークネスを克服。兵器としての呪縛を完全に断ち切り、一人の少女として自立する決定的な転換点となりました。