若返りを果たしたAFOは、死柄木と合流して完全なる融合を果たすべく群訝山荘跡地から空の棺(雄英高校)へと急行します。しかし、その行く手をエンデヴァー、ホークス、そして死の淵から蘇った爆豪勝己をはじめとするヒーローたちが命を削って阻み続けました。
特に、限界を超えたスピードとクラスターの爆発力で肉迫する爆豪の猛攻は、AFOに致命的なタイムロスを強います。焦燥感に駆られたAFOは攻撃を受けるごとに肉体の巻き戻しが異常加速。青年から少年、幼童へと姿を変え、強大だった個性の出力も急速に低下していきました。
最期の瞬間、魔王として恐れられた男は何の力も持たない赤子の姿へと退行。死柄木の元へ手を伸ばしながら、誰にも顧みられることなく大気の中へと溶けるように完全消滅を迎えました。絶対的な支配者を自負した男の敗因は、自らが「ゴミ」として見下し、軽視し続けたヒーローたちの一人ひとりの執念と、人々の想いを繋ぐ力の前に時間を奪われ尽くした点にありました。
また、死柄木の精神世界に残っていたAFOの残留思念も、緑谷出久(デク)が歴代OFAの因子を打ち込んだ精神決戦において、自立した死柄木の憎悪とデクの一撃によって完全に粉砕され、名実ともにその存在はこの世界から消え去りました。