モバイルバッテリーの飛行機持ち込み最新ルールと没収を防ぐ全知識

モバイルバッテリーの飛行機持ち込み最新ルールと没収を防ぐ全知識

モバイルバッテリーの飛行機持ち込み最新ルールと没収を防ぐ全知識の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。

航空各社が定めるモバイルバッテリーの持ち込み制限は、バッテリー本体に記載されている「mAh(バッテリー容量)」ではなく、「Wh(ワット時定格量)」という単位を基準に判定されます。この変換ルールを知らないと、保安検査場で思わぬ誤認を招くことになります。

市販されているモバイルバッテリーの多くには「10,000mAh」「20,000mAh」と表記されていますが、リチウムイオン電池の内部公称電圧は一般的に「3.7V」です。Whへの換算式は以下の通り極めてシンプルです。

定格電力量(Wh) = バッテリー容量(mAh) ÷ 1,000 × 公称電圧(3.7V)

この計算式に当てはめると、市場で普及している主要なモバイルバッテリーの定格量は次のように分類されます。

バッテリー容量(mAh)換算値(Wh / 3.7V時)機内持ち込み可否・個数制限預け入れ(スーツケース)〜27,000mAh以下約99.9Wh以下(100Wh以下)機内持ち込みOK(個数制限なし※)完全不可(預け入れNG)27,028mAh〜43,243mAh100Wh超〜160Wh以下機内持ち込みOK(最大2個まで)完全不可(預け入れNG)43,244mAh以上 / ポータブル電源160Wh超機内持ち込み不可(完全持込NG)完全不可(預け入れNG)

※「個数制限なし」であっても、個人使用の範囲(通常2〜4個程度)を超える大量所持は商業貨物とみなされ保安検査で制限される場合があります。ANA・JAL・スカイマーク・Peach・ジェットスター共通基準。

スマートフォンを2〜3回フル充電できる標準的な「10,000mAh(約37Wh)」や「20,000mAh(約74Wh)」のモデルであれば、100Wh以下に該当するため何ら問題なく機内へ持ち込むことができます。注意が必要なのは、MacBookなどの大型ノートPCを急速充電できる「大容量・高出力バッテリー(24,000mAh〜40,000mAhクラス)」を持ち歩く場合です。100Whを超えた瞬間に「1人あたり2個まで」という厳しい個数上限が課せられます。

鈴木 陽菜
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鈴木 陽菜

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