SNSや大手旅行プラットフォームの口コミ、現地取材における乗客の手記データを精査すると、長崎ロープウェイ淵神社駅に対するリアルな実態が浮かび上がってきます。
乗客から圧倒的な支持を集めているのが、工業デザイナー・奥山清行氏率いるKEN OKUYAMA DESIGNが手掛けたゴンドラ「星の雫」「月の雫」のクオリティです。足元近くまで広がるワイドな360度ビューガラスから、標高333メートルの山頂へ一気に高度を上げていく際の浮遊感と、眼下に広がる「1000万ドルの夜景」のパノラマは、「感動のあまり歓声が上がった」「神社から乗るというギャップも含めて唯一無二の体験」と絶賛されています。
一方で、リアルな現場の課題として頻出するのが「天候による運行見合わせ」です。ロープウェイは山肌を直接吹き上がる海風の影響を受けやすく、風速が秒速15メートルを超えると安全確保のため運休となります。現地掲示板や公式サイトで更新される長崎ロープウェイの運行状況をリアルタイムで確認せずに現地へ向かい、運休に直面してスロープカーやタクシーへの迂回を余儀なくされたという声も散見されます。訪問前の運行チェックは欠かせません。