梓川サービスエリアで立ち寄るべき決定的な理由とは何か。その答えは、進行方向によって施設の設計思想と体験価値が180度異なる点にあります。同じSAという名称でありながら、下り線(長野・上越方面)と上り線(松本・東京・名古屋方面)では、滞在する目的そのものが根本から分かれています。
新潟や長野市、あるいは白馬方面へと向かう梓川サービスエリア 下りは、まさに「旅のプロローグ」にふさわしい開放感が魅力です。最大の特長は、晴天時に広がる常念岳をはじめとした北アルプスの秀峰を望むウッドテラス席。ここにはドライブのオアシスとして定評のある梓川サービスエリア スターバックスが併設されており、早朝の澄んだ空気の中で淹れたてのコーヒーを片手にパノラマを愛でるドライバーの姿が日常的に見られます。さらに、長距離移動でストレスを抱えがちな愛犬を思い切り走らせることができる専用設備も完備しています。
一方、旅の終盤に立ち寄る梓川サービスエリア 上りは、「信州のアンテナショップ」とも呼ぶべき圧倒的な物産力と胃袋を満たす充実した食空間が強みです。松本平の味覚を凝縮した本格レストランや、県内全域の名産品が隙間なく並ぶショッピングコーナーは、買い忘れの許されない観光客やビジネスパーソンにとって最後の防波堤となります。信州蕎麦やわさび加工品、地域限定スイーツのラインナップは、長野道屈指の規模を誇ります。