日本中が固唾をのんで見守っているのが、羽生善治のタイトル通算100期という未踏の金字塔です。1989年の初タイトル(竜王)獲得から積み重ねてきた獲得数は現在「99期」。王手がかかってから足踏みが続いているものの、その挑戦権獲得に向けた現在の戦力値は驚異的な水準を保っています。
一般的に将棋界では、40代後半から50代にかけて動体視力や集中力の低下、終盤の読みの精度の衰えから急激に勝率を落とすケースが大半を占めます。しかし、羽生善治のパフォーマンスはその常識を完全に覆しています。
タイトル戦への挑戦には、各棋戦の予選トーナメントや挑戦者決定リーグを勝ち抜く必要があります。羽生は王位戦、棋聖戦、王座戦、棋王戦などの本戦トーナメントでコンスタントに上位へ進出。相手が20代の俊英であろうと最新のAI研究を駆使して互角以上に渡り合っており、100期達成のチャンスは確実に手の届く位置にあります。