売り場を訪れた際、最も注意したいのが七夕短冊と俳句短冊の違いです。初夏から夏場にかけては季節商品コーナーに七夕用の短冊が大量に並びますが、これらは俳句の清書用とは全く性質が異なります。
両者の決定的な違いは、紙の構造と規格にあります。
七夕用の短冊は、カラフルな色上質紙にこよりを通す穴が開けられた薄手のものが大半です。一方、俳句や短歌に使用する短冊は、しっかりとした厚みを持つ芯紙の上に和紙を貼り合わせた「本仕立て」になっています。
また、俳句短冊サイズ規格には歴史的な基準が存在します。一般的な短冊には以下の2種類があります。
・短冊並幅広幅のサイズ目安:
・並幅(なみはば):約60mm × 363mm(俳句・短歌の標準規格)
・広幅(ひろはば):約75mm × 363mm(文字数が多い短歌や書道作品向け)
100円ショップで販売されている俳句用短冊の多くは、最も汎用性の高い並幅規格に準拠しています。作品を掛け軸や専用スタンドに飾る予定がある場合は、必ず穴の開いていない厚手の短冊を選びましょう。