スーツ保管の罠!ビニール放置Ngの理由と正しい不織布カバー選び

スーツ保管の罠!ビニール放置Ngの理由と正しい不織布カバー選び

スーツ保管の罠!ビニール放置Ngの理由と正しい不織布カバー選びの見逃せないポイントを一挙に解説しました。

クリーニングから戻ってきた衣類に被せられている透明なビニール袋は、店舗から自宅へ持ち帰るまでの「一時的な防塵・防水用カバー」に過ぎません。これを保管用カバーと誤認したままクローゼットへ直行させてしまうと、生地に深刻なダメージを与えることになります。

ビニールを外さずに密閉状態で放置する最大のデメリットは、内部に湿気が滞留して強力なカビの温床になることです。クリーニング工程の乾燥を終えた衣類であっても、外気温との温度差によってビニール内部に結露が生じることがあります。通気性が一切ない空間では湿気が逃げ場を失い、ウールなどの天然繊維を好むカビ菌が一気に繁殖します。

さらに見逃せないのが、ドライクリーニングで使用される「有機溶剤の残留ガス」による影響です。袋の内部に石油系溶剤のガスが微量に残っていると、繊維の変色や黄ばみ、独特の刺激臭の原因となるだけでなく、生地そのもののコシを奪ってしまいます。ビニール袋から取り出した瞬間にツンとした臭いを感じた場合は、すぐに風通しの良い日陰で半日ほど陰干しを行い、溶剤と湿気を完全に揮発させることが肝要です。

橋本 菜々子
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橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。