羽京の魅力は、研ぎ澄まされた能力だけでなく、その言葉に宿る人間味と強い倫理観にあります。作中で読者の胸を打った西園寺羽京の名言を紹介します。
1. 「誰も死なないならね」
千空との交渉時、科学王国への協力を決めた際に放った羽京の根幹を表す一言。命の選別を強いる司帝国への絶望と、千空の科学が持つ可能性に賭けた羽京の覚悟が凝縮されています。
2. 「ここはルール無用のストーンワールドだよ」
普段は温厚で紳士的な羽京が、敵との心理戦や交渉で見せる冷徹な現実主義者としての一面。綺麗事だけでは生き残れない過酷な世界を誰よりも理解しているからこその重みがあります。
3. 「千空、君は最初から誰も殺す気なんてなかったんだね」
千空が開発する数々の科学兵器(閃光弾や音響兵器)が、すべて「非殺傷」で敵を無力化するために設計されていることに気づいた際のモノローグ。千空の真の優しさと信念を誰よりも早く理解した羽京の温かい視線が印象的です。