まずは自身のタイムがどの位置にあるのか、客観的な基準値を把握することが上達への第一歩です。スポーツ庁が実施している「体力・運動能力調査」のデータを基に、小学生・中学生・高校生、そして大人の平均タイムを整理しました。
【小学生の50メートル走 平均タイム】
・1年生(6〜7歳):男子 11秒0前後 / 女子 11秒3前後
・3年生(8〜9歳):男子 9秒8前後 / 女子 10秒0前後
・6年生(11〜12歳):男子 8秒6前後 / 女子 8秒9前後
【中学生・高校生の50メートル走 平均タイム】
・中学1年生:男子 8秒1前後 / 女子 8秒7前後
・中学3年生:男子 7秒3前後 / 女子 8秒3前後
・高校3年生:男子 7秒0前後 / 女子 8秒5前後
【大人の50メートル走 平均タイム(20代〜40代)】
・20代前半:男子 7秒3〜7秒5 / 女子 8秒8〜9秒1
・30代:男子 7秒8〜8秒1 / 女子 9秒4〜9秒8
・40代:男子 8秒2〜8秒6 / 女子 9秒9〜10秒3
学校で行われる新体力テストの50m走得点表では、男子高校生であれば6秒6以下、女子高校生であれば7秒7以下を記録すると最高評価である10点満点が付与されます。大人の場合は加齢とともに筋力や柔軟性が落ちるため数値は下がりますが、フォームの基礎が身についていれば30代・40代でも7秒台前半を維持することは十分可能です。
ちなみに、100メートル走の世界記録保持者であるウサイン・ボルト氏のレース展開から50メートル通過タイムを換算すると、およそ5秒47という驚異的な数値が算出されます。トップアスリートの世界では、スタートから50メートルまでの加速フェーズがいかに勝敗を分けるかが実証されています。