感覚的なブームにとどまらず、業界団体が発表するデータもこの市場の拡大を明確に裏付けている。日本アイスクリーム協会が実施する市場動向調査によれば、国内のアイスクリーム消費額は年々右肩上がりの推移をたどっており、なかでもプレミアム領域および外食・テイクアウトチャネルにおける伸長が著しい。
外食産業全体を見渡しても、従来の「深夜営業=居酒屋・ラーメン店」という固定観念は崩れつつある。初期投資やオペレーション負荷を抑えつつ、深夜の高単価・高利益率を実現できるスイーツスタンドは、参入障壁の低さと相まって新規出店が相次ぐ注目のビジネスモデルとなった。アルコール消費が減退するなかで、夜間の空洞化した需要を埋める救世主として、業界内での評価は高まる一方だ。