大会の頂点に立ったのは、卓越したボール保持率と技術力を誇るスペイン代表の初優勝でした。グループステージでは日本に0-4と大敗を喫しながらも、決勝トーナメントで見事な修正力を発揮し、決勝では欧州王者イングランドを1-0で撃破。女子サッカー史に新たな1ページを刻みました。
一方、池田太監督が率いたなでしこジャパンは、グループステージから圧倒的なパフォーマンスを披露しました。ザンビアに5-0、コスタリカに2-0、そして後に世界王者となるスペインを4-0で粉砕してグループCを3連勝・無失点で首位通過。1ゴールも許さない完璧な試合運びは世界中に衝撃を与えました。
ノックアウトステージでは、ラウンド16で強豪ノルウェーを3-1で下したものの、準々決勝でスウェーデンに1-2で惜敗。ベスト8での敗退となったものの、宮澤ひなた選手が通算5得点を挙げて日本人として澤穂希さん以来となるゴールデンブーツ(得点王)を獲得するなど、個と組織の両面で世界基準のクオリティを示しました。