開花時期にあわせて開催される「おおがわら桜まつり」の期間中、白石川右岸の河川敷には数々の屋台や特産品販売ブースが並び、花見客の歓声が響き渡る。お花見弁当を味わいながら川面を渡る風を感じる時間は、まさに格別の体験だ。
地域を訪れる膨大な人流を支えているのが、東日本旅客鉄道株式会社が展開するインフラネットワークである。繁忙期には東北本線で臨時の増発列車が運行されるほか、大河原〜船岡間の白石川橋梁付近では、車窓から桜並木をじっくり鑑賞できるよう列車が徐行運転を行う粋な計らいも実施される。地域観光と深く連携した鉄道事業の取り組みが、移動そのものを記憶に残る旅のハイライトへと高めている。