現在、TikTokやInstagramのショート動画で数百万回再生を連発しているのが、食材を「丸ごと」炊飯器に投入する豪快な時短レシピだ。包丁もまな板も使わず、洗い物を最小限に抑えられる点が多忙な層に突き刺さっている。
特に人気を集めているのが「丸ごとトマトとツナの洋風炊き込みご飯」や「丸ごとカマンベールとベーコンの濃厚リゾット風」だ。熟したトマトを中央にぽんと置き、コンソメとオリーブオイル、ツナ缶を汁ごと入れて炊き上げるだけで、トマトの旨味成分であるグアニル酸とリコピンが米一粒一粒に染み渡る。炊き上がった後にしゃもじでトマトをつぶしながら混ぜ合わせる瞬間は、視覚的なエンターテインメント性も高く、SNS時代ならではの食の楽しみ方と言える。