現役引退後の歩みもまた、規格外だった。世界中を旅した後に彼が着目したのは、日本の伝統文化、特に日本酒産業の再興だった。全国の蔵元を自ら足繁く訪ね、蔵人の熱量や醸造技術の高さを世界に向けてブランディングしていく事業を立ち上げた。
単なるタレント的なプロモーションではなく、徹底した現場主義とビジネスロジックに基づいたアプローチは、伝統産業に新たな息吹を吹き込んだ。さらにスポーツビジネスの分野においても、独自の視点から投資やコンサルティングを行い、既存の枠組みにとらわれないイノベーションを起こし続けている。