コンビニ各社が一杯300円前後のプレミアムラインへと舵を切るなか、市場の空気感は変わりつつある。毎日のように飲むデイリーユースの飲み物として、過度な高級感よりも「飽きのこない確かな味」と「適正な価格」を求める声が増えているのだ。その受け皿となったのがヤマザキのカフェブランド「デイリーカフェ」である。
現場を取材すると、利用者の多くが口をそろえて「変な雑味がない」「毎日飲んでも飲み疲れしない」と評する。最新のマシン導入と徹底した豆の鮮度管理が実を結び、ジワジワとシェアを広げている。派手なテレビCMを打つわけでもない。口コミだけでこれほどの支持を広げた事実は、現在の消費者がいかに鋭い目と舌を持っているかを物語っている。