かつてリハーサルスタジオといえば「音」を確認する場所だった。しかし今、アーティストにとって「視覚的表現」と「リアルタイム配信」は音と同等に重要な要素となっている。
天井に配置された複数の4Kカメラと、ワンタッチで画角を切り替えられるスイッチャーシステム。これらが常設されていることで、日常のゲネプロやセッション風景をそのまま高画質な配信コンテンツとして世界へ発信できる。照明のライティングカラーも空間ごとに自在にコントロール可能で、MVの撮影現場としてもそのまま機能する。音楽を創ることと届けることのタイムラグをゼロにする試みが、若手アーティストのファン獲得戦略に大きな変化をもたらしている。