マックフライポテトの品質を支える最大の鍵は、原料となる北米産ジャガイモの品質管理にある。広大な大地で育まれたラセットバーバンク種などの芋は、あの独特の歯ごたえと甘みを生み出すのに欠かせない。しかし、近年の航路混雑や天候不順は、太平洋を渡る定期船の運航スケジュールを大きく狂わせた。
この危機に対し、日本マクドナルドのトップである日色保氏は、米国の親会社であるMcDonald's Corporationとの緊急連携を強化。代替航空便の手配や新たなパナマ運河迂回ルートの開拓など、通常では考えられない規模のバックアップ体制を構築した。結果としてサプライチェーンの堅牢化が図られ、今回の安定供給への道筋が固まったのである。