平日の校内を歩くと、生徒の大部分が私服通学を行っている。日常の登校時における標準服の着用率は1割前後、あるいはそれを下回るのが実情だ。デニムやTシャツ、スウェットなど、各自が動きやすく学業に集中できる装いを選択している。
ただし、無秩序というわけではない。学校側が求める基本スタンスは「TPO(時間・場所・機会)に応じた適切な判断」だ。入学式や卒業式、開校記念日、あるいは外部発表会などの公的な場面では、標準服あるいはそれに準ずるスーツや礼服の着用が求められる。派手な髪型や極端な装飾に対しては場に応じた配慮が促されるものの、日常の私服通学において頭髪検査や厳しい身だしなみ指導が行われることはない。