「守るべきは『形』ではなく『志』です」。そう力強く語るのは、同店の経営を牽引する代表の三好大介氏だ。彼が掲げる経営理念の柱には、伝統を守ることと現代的な企業ブランディングを確立することの調和がある。
三好大介氏は就任以来、伝統工芸・老舗流通業に共通する「後継者問題」や「需要の縮小」という構造的課題に対して正面から向き合ってきた。古い手法に固執してジリ貧になるのではなく、品質に対する徹底したこだわりはそのままに、パッケージデザインの刷新やデジタルコンテンツを通じた発信を強化。「伝統とは、革新を積み重ねた結果として残るもの」という哲学のもと、国内外の若い世代へ向けた新たなファン層の獲得に成功している。