日本バレーボール協会(JVA)もまた、ふたりがもたらす波及効果に大きな期待を寄せている。国際舞台で確固たる存在感を示した男女の看板選手が手を取り合う姿は、競技の普及とファン層の拡大において計り知れない価値を持つ。旧態依然とした指導体制の刷新や、ユース年代への適切なリカバリー教育の普及など、ふたりが発信するメッセージは組織のあり方にもポジティブな刺激を与えている。
競技人口の減少が叫ばれる昨今、世界で勝つ喜びとスポーツ本来の楽しさを同時に体現する夫婦の存在は、まさにゲームチェンジャーと言える。プロ選手としてのキャリア形成や、引退後の多面的な生き方を自ら証明することで、バレー界全体の未来予想図をより明るく、自由なものへと塗り替えつつあるのだ。