かつて結成初期の彼らをよく知る劇場関係者は口を揃えて語る。「とにかく泥臭く、劇場に出てネタを磨き続けていた」と。吉本興業という層の厚い層の中で頭角を現すのは決して容易ではない。若手時代、毎日のように舞台に立ち、客席の反応を一瞬で見極めながら自分たちのスタイルを模索する日々が続いた。
転機となったのは、やはり国民的人気賞レース『M-1グランプリ』での激闘だ。惜しくも決勝の舞台を逃した年であっても、敗者復活戦や予選会場で見せた爆発的なウケは、多くのお笑いファンと業界関係者の記憶に深く刻まれた。幾多の試練を乗り越え、いまや劇場チケットが即日完売するほどの大人気コンビへと上り詰めたのだ。