彼を単なる「画面の中の俳優」と捉えるのは早計だ。現在の彼は、自らの製作会社G-BASEを率いる敏腕な映画プロデューサーとしての顔を強く押し出している。ハリウッド映画界がメガヒット狙いの超大作と低予算作品に極端化する中、中規模予算の骨太なサスペンスやアクションを企画し、成立させる手腕は業界内でも高く評価されている。
自身が出演する作品の多くでプロデュースを兼任し、脚本の練り上げから現場の安全管理、興行戦略に至るまで深く関与。「観客が本当に劇場で観たい爽快感と緊張感とは何か」を熟知する男の職人技が、数々のヒット作を打つ打率の高さに直結しているのだ。