日本の株式市場において、クオカードは株主優待の王道アイテムとして不動の地位を保ち続けている。有効期限が存在せず、財布に忍ばせておけばいつでも全国約60,000店で使える実用性は、投資家にとって現金の還元に近い価値を持つ。
元プロ棋士であり個人投資家として有名な桐谷広人氏も、テレビ番組や著書の中でクオカード優待の利便性を幾度となく熱弁している。配当金と優待額面を合わせた「総合利回り」を重視する投資家層にとって、年1〜2回送られてくる1,000円〜3,000円分のクオカードは確実な生活防衛手段だ。権利確定月には、クオカードを目的とした個人マネーが銘柄へと流れ込む現象が日常茶飯事となっている。