世界中のコレクターを魅了するガラス作品は、いかにして生まれるのか。今回、現地で世界的な評価を受ける名匠たちに直接取材を試みた。工房の窓越しに広がる石狩湾や雄大な富良野の山々。その圧倒的な大自然が、職人たちの感性を研ぎ澄ます刺激となっているのだという。
「ガラスは生き物。北国の澄んだ空気と光が混ぜ合わさって、初めて透明感に命が宿る」と職人は語る。単なる旅の記念品作りではなく、素材と対話し、一瞬の造形に集中する時間はまさに五感を呼び覚ます体験だ。特に近年は、富良野や小樽の絶景ロケーションに位置する工房で、自然の光を受けながら作品を作り上げる体験コースが大人気となっている。