都市部の喧騒を離れ、自然のなかでリフレッシュしたい人々に選ばれているのが、淡路島や琵琶湖周辺で展開される郊外型のアート&サウンドイベントだ。かつてのアウトドアブームは一巡し、いまや「自然とアートの境界をなくす体験」が主流となった。
湖畔の森に足を踏み入れると、樹木の振動や風の音をリアルタイムで解析して流れる環境音楽が空間を満たす。夜になればプロジェクションマッピングが森全体を包み込み、まるで異世界へ迷い込んだかのような感覚を味わえる。キャンプやグランピングと組み合わせた宿泊型チケットは発売開始とともに完売が相次ぎ、週末のプレミアムな目的地として確固たる地位を築いている。