渋野日向子の収入構造を解剖すると、一般的なプロゴルファーの概念を覆す巨大な二重構造が浮き彫りになる。それは「大会獲得賞金」と「企業スポンサー契約金」の圧倒的な非対称性だ。ツアーでの順位によって激しく変動する獲得賞金に対し、スポンサー契約金は彼女の圧倒的な知名度と人柄に裏打ちされた盤石の固定収入となっている。
推定される年収の約7割から8割を占めるのが、国内外の一流企業と結んだパートナーシップ契約だ。大会での成績が振るわないシーズンであっても、彼女の持つメディア露出効果や好感度は微動だにしない。過酷な海外ツアーを転戦するための莫大なプライベートジェット利用費や専属スタッフの人件費を支えているのも、この強固なビジネス基盤である。