近年、特に大きな波紋を呼んだのが、なぎさ公園周辺に設置された高さ2メートルを超える「目隠しフェンス」の存在です。「タダ見」を防止し、有料席の価値を守るため、そして何よりも無料エリアへの過度な人出の集中を防ぐ目的で導入されました。
この施策を決定したのも実行委員会です。地元住民からは「昔のように琵琶湖の風を感じながら自由に花火を見られない」「景観が損なわれる」といった強い反発の声が上がりました。一方で、主催者側としては「警備費用が跳ね上がる中、有料観覧席の収益なしには大会の継続自体が不可能」という背に腹は代えられない切実な事情がありました。