異常な飛行物体や異星人に関する写真流出の歴史は、1947年のロズウェル事件にまで遡る。当時の軍の公式発表がわずか数時間で「気象観測気球の墜落」へと訂正されて以降、米空軍主導で行われたプロジェクト・ブルーブックなどの公式調査機関は、常に証拠写真の隠蔽や矮小化を図ってきたという疑念がつきまとう。
当時のフィルム写真は経年劣化やネガの散逸を理由に多くが闇に葬られたが、近年のデジタルリマスタリング技術によって、かつての機密解除写真からこれまで見落とされていたディテールが再発見されている。半世紀以上前に記録された白黒の粗い粒子の奥に、現代の最先端センサーが捉えているものと同系統の幾何学的構造が確認されたことは、研究者たちに戦慄を与えた。