夜間や交通量の少ない時間帯、赤信号点滅の交差点へ差し掛かった際、「車が来ていないから」とブレーキを緩めてスーッと通過した経験はないでしょうか。断言しますが、その走行は道路交通法第7条の信号機規定および道路交通法施行令第2条第1項に真っ向から抵触します。
法律上、赤信号点滅の意味と正しい進み方は「車両等は、停止位置において一時停止しなければならない」と定められています。ここで求められる赤信号点滅の一時停止義務とは、単に速度を落とす「徐行」ではなく、車輪が完全に回転を止めた静止状態を指します。時速1〜2kmでも動いていれば、警察の現場判定では一時停止とみなされません。
現場の交通機動隊や交番勤務員による一時不停止違反の取り締まり基準においても、停止線の手前で確実にピタッと止まり、左右の安全を目視確認したかどうかが厳しくチェックされます。赤信号点滅を徐行で通過した場合、適用される違反名は「指定場所一時不停止等」ではなく、より罪の重い「信号無視(赤色等)」となる点に注意が必要です。