「子供たちに一番きれいな花火を見せてあげたかったのに……」。関西在住の40代男性は、声を詰まらせる。小学生の子供2人を連れて大津の会場に到着したものの、提示したチケットは偽物。警備員から「この席番号は存在しません」と告げられた瞬間、子供たちは泣き出し、妻は言葉を失ったという。
「会場周辺は大変な混雑で、今から一般エリアを探すこともできず、失意のまま電車で帰宅しました。詐欺師への怒りはもちろんですが、安易にネットの転売相手を信じてしまった自分自身への情けなさで胸が潰れそうです」。このような悲劇は、決して他人事ではない。