2026年に入り、首都圏の警察窓口には訪問作業者をめぐる不審な被害相談が相次いでいる。事件の多くは、マッチングサイトや格安の修理仲介業者経由で手配された作業員が絡んでいた。作業員は「ガスの充填に時間がかかる」「室内機の奥を分解点検する」と告げ、住人に安心感を与えながら作業を開始する。
捜査筋によると、作業員は自ら持ち込んだペットボトルを渡したり、住人が好意で差し出したお茶に隙を見て特定の薬物を混入させたりしていたという。住人が深い眠りに落ちている間に、室内から現金や貴金属を物色。痕跡を消すため、スマートフォンや室内カメラの記録媒体を破壊して逃走する周到さを見せている。