境内の社務所でひときわ人気を集めているのが、神の使いとされる三本足の鳥をかたどった八咫烏(やたがらす)おみくじです。木彫りや陶器で作られた愛らしい八咫烏が口におみくじをくわえており、参拝の記念や道中安全・良き導きの縁起物として持ち帰る人が多く見られます。御朱印に関しても、二葉葵をあしらった通常版のほか、神事や季節に合わせた限定透かし和紙御朱印が人気を博しています。
境内を流れる清流「ならの小川」は、小倉百人一首で藤原従二位家隆が「風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける」と詠んだ名所です。毎年5月に行われる京都三大祭りの一つ「葵祭(賀茂祭)」では、平安装束を身にまとった優美な行列が京都御所を出発し、最終目的地である上賀茂神社へと進軍します。境内で行われる「競馬会神事(くらべうまえじんじ)」などの勇壮な儀礼は見どころの筆頭です。
アクセス面では、JR京都駅や京阪出町柳駅から京都市バス(4号系統・9号系統など)の利用が一般的で、「上賀茂神社前」停留所を下車してすぐの立地です。普通車約170台を収容する有料駐車場(繁忙期は料金変動あり)も完備されていますが、祭事や紅葉シーズンは周辺道路が大変混雑するため、公共交通機関の利用が推奨されます。