音楽における繰り返し記号(反復記号)は、長いフレーズを何度も楽譜に書き直す手間を省き、全体の構成を一目で把握させるための言語です。基本となるリピート記号と括弧の読み順を整理します。
楽譜で頻出する反復記号の仕組みは次の通りです。
- リピート記号(|: と :|):太線と細線の横に縦の2つの点が配置された記号です。右向きの点「:|」に突き当たったら、左向きの点「|:」まで巻き戻って演奏します。もし左向きの「|:」が見当たらない場合は、「曲の先頭まで戻る」のが共通のルールです。
- 1番括弧(プリマ・ヴォルタ)と2番括弧(セコンダ・ヴォルタ):1回目の演奏では「1.」の括弧内を演奏してリピート記号で戻ります。2回目の演奏では「1番括弧を丸ごとスキップ」して、直接「2.」の括弧へ飛びます。
演奏順序の実例を挙げると、[Aメロ]→[1番括弧]→[戻ってAメロ]→[2番括弧へスキップ]という流れが王道のパターンです。