佐々木主浩氏の馬主キャリアを語る上で欠かせないのが、競馬史に燦然と輝くG1馬たちの存在です。多くの馬主が生涯で1頭の重賞馬に出会えるかどうかも分からない世界において、同氏はわずか数頭の血脈から世界レベルのチャンピオンホースを送り出してきました。
特に競馬界を震撼させたのが、伝説の繁殖牝馬ハルーワスウィートから誕生した3兄妹です。
■ 佐々木主浩オーナーの代表的な歴代所有馬
- ヴィルシーナ(2009年産・牝):ヴィクトリアマイル連覇(2013年・2014年)。3歳時には三冠牝馬ジェンティルドンナと牝馬三冠すべてで2着という激闘を演じた屈指の実力馬。
- シュヴァルグラン(2012年産・牡):2017年ジャパンカップを制覇。キタサンブラックやレイデオロら最強世代を撃破し、有馬記念や天皇賞(春)でも常に上位争いを繰り広げた本格派ステイヤー。
- ヴィブロス(2013年産・牝):2016年秋華賞を制し、2017年には海外G1のドバイターフを制覇。ドバイで2着2回を記録するなど、世界を股にかけて活躍したワールドクラスの才女。
- マジンプロスパー(2007年産・牡):CBC賞や阪急杯を制覇。佐々木氏に初の重賞タイトルをもたらした功労馬。
- ヴォルシェーブ(2011年産・牡):日本ダービー出走(10着)や重賞戦線で堅実に入着を重ねた実力馬。
同一の母馬から生まれた産駒3頭がすべて芝の古馬G1(または3歳クラシック相当のG1)を勝利した例は、日本競馬史上でも極めて稀な大偉業です。