体操コーナーの魅力は、お姉さん単体のパフォーマンスにとどまらず、パートナーである「体操のお兄さん」との絶妙なコンビネーションにあります。
かつては「体操=お兄さん」「身体表現=お姉さん」という役割分担が明確に線引きされていました。佐藤弘道さん・きよこさんのペアや、小林よしひささん・いとうまゆさん、そして小林よしひささん・上原りささんのペアでは、お兄さんが全体をダイナミックに統率し、お姉さんが情緒的・造形的な表現を担当するという棲み分けがなされていました。
しかし、2019年の秋元杏月さんの就任により、この構図は大きくアップデートされました。「からだ☆ダンダン」では男女の区別なく、お兄さんもお姉さんも同じ難度のアクロバットや運動量をこなす演出が定着。これは幼児教育におけるジェンダー観のフラット化や、身体能力の高い女性アスリートの台頭という社会的変化を鮮やかに反映した進化といえます。