ネット上の情報では「パーマをかければノーセットで決まる」といった誇大表現も見受けられますが、これは完全な誤解です。現場検証を通じて分かった、押さえておくべき真実は以下の通りです。
まず、パーマは「セットを不要にする魔法」ではなく、「スタイリングを極限まで簡単にする下地作り」であるという点です。パーマ毛は水分を含むとカールが強く出、乾くと緩くなる性質があります。そのため、完全に乾いた無防備な状態のまま放置すると、単なるパサついた広がり毛に見えてしまいます。少量の水分やスタイリング剤で束感を整えるひと手間は必須です。
さらに、「パーマはどの美容室でかけても同じ」という思い込みも危険です。メンズパーマ、特に波巻きやツイスト系は高度なロッド配置技術と薬剤選定(還元剤の選定・アルカリ度調整)が求められます。普段レディース中心のサロンと、メンズ特化型サロンでは仕上がりの毛束のシャープさに歴然とした差が生じます。