白金という地名の歴史は古く、室町時代にこの地に館を構えていた豪族・柳下上総介(やなぎしたかずさのすけ)が、大量の銀(しろかね)を保有していたことから「白金長者」と呼ばれたことに由来します。明治期に入ると広大な武家屋敷跡地に皇族の邸宅や華族・政財界の重鎮たちが屋敷を構え、緑豊かな高台の邸宅街としての基盤が築かれました。
昭和から平成にかけては、聖心女子学院をはじめとする名門教育機関や旧国立公衆衛生院(現・ゆかしの杜)などの歴史的建造物が街の風格を形成。1990年代後半には女性ファッション誌『VERY』などを通じて、優雅にカフェやショッピングを楽しむ女性を指す造語「シロガネーゼ」が流行語となり、全国区のブランドエリアとして定着しました。