インターネット上の掲示板やSNSで「第一学院高等学校は本当にやばいのか」と懸念される背景には、大きく分けて3つの要因が存在します。
第1の要因は、通信制高校全般に根強く残る「全日制に通えなくなった生徒が行く場所」という前時代的な偏見です。しかし文部科学省の学校基本調査を見ても明らかなように、通信制高校を選択する生徒数は年々増加しており、2026年代半ば以降は「あえて自分の時間や夢を優先するために通信制を選ぶ」ポジティブな進路選択へと価値観が大きくシフトしています。
第2の要因は、香川真司選手をはじめとするトップアスリートや芸能人・インフルエンサーが多数在籍・卒業しているという華やかな実績です。「普通に登校しなくても卒業できる特別な学校なのでは」「校則が緩すぎて荒れているのではないか」といった根拠のない憶測が、ネット上で「やばい」というセンセーショナルな言葉に変換されて拡散された経緯があります。
第3の要因は、在校生の自律性による学習進度の格差です。通信制高校の単位修得は「レポート提出」「スクーリング(面接指導)出席」「単位認定試験」の3本柱で成り立っています。第一学院高等学校はICTを活用した柔軟な学習が可能な反面、自主的にスケジュールを管理しない生徒はレポートの提出期限に追われ、「想像以上に単位取得が大変でやばい」と弱音を吐露するケースが散見されます。学校側の指導が崩壊しているのではなく、通信制特有の自己規律が求められる厳しさの裏返しといえます。