マーレリッコの代名詞とも言えるのが、安戸池の特設生け簀デッキで行われる「ハマチのエサやり体験」です。専用バケツで購入したペレットや小魚を海面に投げ入れた瞬間、数百匹の巨大なハマチが一斉に水しぶきを上げながら突進してくる光景は、水族館のガラス越しでは決して味わえない凄まじい臨場感を放ちます。水飛沫がデッキまで飛んでくるほどの豪快さに、歓声を上げる子どもたちの姿が絶えません。
さらに人気を二分するのが「マーレリッコのタイ釣り体験」です。初心者や子どもでも扱いやすい延べ竿と仕掛け、エサがあらかじめ用意されており、スタッフが釣り方のコツを丁寧にレクチャーしてくれます。生け簀の中には丸々と太ったマダイが泳いでおり、ウキが引き込まれる瞬間の強い引き応えは本格的です。キャッチ&リリースを基本としながら、希望者には別料金で買い取りや氷締め対応を行っているため、旅の記念に新鮮な海の幸を持ち帰ることも可能です。
屋内フロアには、瀬戸内海の海洋生物に直接触れ合えるタッチプールや、引田におけるハマチ養殖のパイオニア・野網和三郎(のあみ わさぶろう)氏の功績を紹介する歴史展示コーナーが整備されており、単なるアミューズメントにとどまらない「生きた食育・水産教育」の場として機能しています。