労働安全衛生法に定められた玉掛け技能講習難易度は、客観的な数値で見れば決して高くありません。全国の指定教習機関における平均的な玉掛け技能講習合格率は95%〜98%程度で推移しており、国家資格試験の中では非常に合格しやすい部類に位置付けられます。
しかし、この数字を鵜呑みにして「座っていれば誰でももらえる資格」と油断するのは極めて危険です。教習所の指導員への取材によると、1クラスあたり1名〜2名程度は追試や不合格になるケースが恒常的に発生しています。国家資格としての厳格な審査基準が存在するため、講習態度や基本手順を軽視する受講者は容赦なくふるい落とされるのが現場の現実です。