夜間の身体メンテナンス作用に着目し、あえてサプリを寝る前に飲む理由が存在するジャンルがあります。その筆頭が、GABAやグリシン、L-テアニンなどのリラックス・睡眠サポート系アミノ酸、そしてコラーゲンやビタミンCの一部です。
人間は入眠後、最初の深いノンレム睡眠を迎過するタイミングで成長ホルモンを大量に分泌します。この時間帯は細胞の修復や皮膚組織のターンオーバーが最も活発化するフェーズです。就寝前(およそ30分〜1時間前)にコラーゲンペプチドやビタミンCを補給しておくと、体内修復に必要な原材料が血中に満たされた状態でゴールデンタイムを迎えることができます。
一方、体内時計と代謝リズムの観点からサプリの吸収率は朝と夜のどちらが高いかという問いについては、求める作用によって評価が分かれます。日中のエネルギー産生や集中力をサポートしたいビタミンB群やコエンザイムQ10は、活動を開始する「朝食後」が最適です。対照的に、骨の再構築が夜間に進むカルシウムや、就寝中の筋分解を防ぐアミノ酸は「夕食後から就寝前」に優位性があります。自らの生体リズムと各栄養素の役割を一致させることが極めて重要です。