菌血症の初期症状と敗血症の危険性|原因・治療法と致死率を徹底解説

菌血症の初期症状と敗血症の危険性|原因・治療法と致死率を徹底解説

菌血症の初期症状と敗血症の危険性|原因・治療法と致死率を徹底解説にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

一般に混同されやすい「菌血症」と「敗血症」ですが、医学的な定義および生命への切迫度は明確に異なります。菌血症はあくまで「血液中に細菌が存在する検査上の事実・病態」を指すのに対し、敗血症は「感染症を契機として重篤な臓器機能不全が起きている臨床状態」を指します。

日本版敗血症診療ガイドラインをはじめとする最新の基準(Sepsis-3)でも、臓器障害の有無が明確な境界線として設定されています。両者の病態、重症度、致死率の違いは以下の通りです。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価医学的定義血液中に生存する細菌が確認された状態(血液培養陽性)感染に起因する制御不能な生体反応と生命を脅かす臓器不全(SOFAスコア上昇)菌血症は敗血症の直接の引き金であり、不可分だが概念は異なる主な症状38℃以上の急激な発熱、悪寒戦慄、関節痛、倦怠感呼吸困難(頻呼吸)、意識レベル低下、著しい血圧低下、乏尿臓器不全の症状(意識混濁・尿量減少)が出た時点で敗血症段階と判断致死率(死亡率)原疾患・原因菌により約10〜20%前後敗血症で約20〜30%、ショック時で40%超菌血症の段階で食い止められるかが生存率を分ける決定打となる標準治療期間抗菌薬点滴投与:通常14日間程度ICU集中治療+循環動態管理:数週間〜数ヶ月血管内異物や合併症の有無によって入院期間は大幅に長期化する
森 瞳
Author

森 瞳

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。