ネット上のQ&A掲示板やSNSでは、誤った応急処置によって端末に致命的なダメージを与えてしまう事例が散見されます。トラブル発生時に避けるべき代表的なNG行為を整理します。
- 完全放電するまで数日間放置する(過放電リスク):「バッテリーが切れるまで待つ」という手法は手軽に見えますが、0%状態での長期間放置はリチウムイオン電池の電極劣化を急速に早め、二度と充電を受け付けなくなる「深放電死」を招きます。
- 端末を叩く・圧迫する・極端に冷やす(物理的破壊):熱暴走を疑って冷蔵庫や保冷剤で急冷すると、内部結露が発生して基板がショートします。また、接触不良を直そうとフレームを強く押し曲げる行為は、有機ELパネルの破損やバッテリー発煙の危険を伴います。
- 非公式の修復ツールを安易にインストールして課金する:一部の海外製有料ソフトには、標準のリカバリー機能を有料でラッピングしただけのものや、マルウェアを含む悪質なツールが存在します。まずは公式のFinder/iTunesを用いた手順を優先してください。