実際に現地で練習を行ったアスリートや市民ランナーの証言、地域の陸上指導者の評価を分析すると、この施設ならではの強みとリアルな使用感が浮かび上がってきます。
地元の中長距離ランナーからは、「八ヶ岳を望むロケーションで走る感覚は格別。夏場でも風が爽やかで、平地の競技場に比べてロング走やインターバルの追い込みがしやすい」という声が多く聞かれます。トラックのウレタン舗装も硬すぎず柔らかすぎず、適度な反発を得られるため、足への負担を抑えながらスピード練習に取り組める点が好評です。
一方で、合宿で訪れた県外の指導者からは「高原特有の朝夕の冷え込みと突風には配慮が必要」という指摘もあります。「春先や秋口は日中に暖かくても、日が傾くと一気に気温が下がる。ウォーミングアップやダウンのウェア管理を怠ると体調を崩しやすい」という現場ならではのリアルなアドバイスが寄せられています。また、競技場周辺に木立が多いため、季節によってはトラック端に落ち葉や小枝が溜まりやすい時間帯があるなど、現地特有の環境条件を理解した上での利用が求められます。