メディアから「脱力系」「自然体」と形容されることが多かった彼女たちだが、その裏には多忙を極めるアイドル的な狂騒曲が存在していた。連日のテレビ出演、多忙を極めるツアー、そして海外展開。若き日の彼女たちが直面していたプレッシャーは、想像を絶するものだったはずだ。
しかし、彼女はその狂騒の中に呑み込まれることを拒んだ。自分たちのペースを守り、無理なブランディングをしないこと。周囲の期待に応えつつも、自分たちの素の姿を偽らないという密かなプライドこそが、過剰な消費から身を守るための最大の防御壁だったと言える。