同社の改革は単なるコスト削減にとどまらない。環境負荷の低減を事業成長のエンジンと捉え、全社を挙げて推進しているのが「次世代グリーン印刷統合プロジェクト2026」だ。
地球温暖化への危機感が世界的に高まる中、商業印刷・出版パッケージング産業が果たすべき社会的責任は急速に重くなっている。同社では使用する用紙を厳選し、環境負荷の少ない FSC森林認証サステナブルペーパー の導入を標準化。さらに印刷工程で発生するCO2排出量をリアルタイムで可視化する独自のオフセットプログラムを構築した。
脱炭素経営を命題とされる上場企業や大手メーカーにとって、調達先である印刷会社の環境対応レベルは取引継続の重要基準だ。サプライチェーン全体でのサステナビリティ向上を支えるパートナーとして、福島印刷工業株式会社は確固たる地位を築きつつある。