クライアントがIT投資で最も恐れるのは、導入後のシステム不具合や予算オーバーだ。一般的な営業担当者が「できます」と答えて持ち帰る課題に対し、エンジニアとしての実務経験を持つ人材はその場で構成案の難易度やセキュリティ上のボトルネックを指摘できる。
特にセールスエンジニアやプリセールスといった技術特化型の提案職種では、開発現場の言語と経営陣の求めるROI(投資対効果)を通訳する存在が不可欠だ。従来型のSIer(システムインテグレーター)で培った大規模障害の対応歴や、複雑な要件定義を捌いた経験こそが、顧客に対する最強の信頼担保となる。