全国的なブームを決定づけた要因として、メディアの影響は外せない。吉本興業に所属するお笑いコンビ・かまいたちの濱家隆一と山内健司の存在は、その象徴的アイコンとなった。二人が冠を務めるバラエティ番組『かまいたちの知らんけど』は、タイトルの通りこのフレーズが持つ自由で軽快な空気を前面に押し出し、視聴者の記憶に深く刷り込んだ。
さらに、自由国民社が選出する「ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンに選出されたことで、一部のサブカルチャーや若者文化にとどまっていた認知が一気に全国の全世代へと波及した。テレビ番組での発言や芸人の掛け合いを通じて、言葉の存在そのものが日本全体の共通言語へと押し上げられていったのだ。