日本のデジタル空間で育まれたこの表現は、いまや国境を越えて広がりを見せている。アニメやゲーム、VTuber文化の世界的爆発に伴い、海外のアニメファンやゲーマーの間でも「kusa」や「www」といった表記がダイレクトに通用するシーンが増えた。英語圏の「lol (laugh out loud)」や「rofl」と同等のニュアンスを持つ日本語由来の表現として、そのまま受容されているのだ。
中国語圏においても、漢字の「草」や「艹」が同様の意味合いやユーモアとして流通する現象が見られ、アジア圏を中心に共感が拡大している。日本のサブカルチャーが世界へ波及する中で、言語の壁を容易に飛び越える共通言語へと進化した。かつて一部のローカルなコミュニティで使われていた隠語が、国際的なデジタルコミュニケーションの一角を担う姿は興味深い。